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壊れたビデオカメラを修理する(2)

 サービスセンターに電話してみると担当者から丁寧な説明があった。それによると、こちらから挙げた以外に故障している箇所があるのだが、その部品が既に欠品となっているため完全に修理できない、という。
 それが何処かは敢えてここには書かないが、別に使っていて支障はなかったので「そこはそのままでも良いですよ」と言いかけたところで、電話の向こうの担当者の次の言葉にびっくりすることとなる。

 「そういうわけで申し訳ないのですが修理不能品ということで、代替機との交換ということでご了承願えないでしょうか?ただ代替可能なのはHDR-HC9の1機種しかないのですけれども…。」

 は?…どういうことですか?

 「現行機種でDVテープを使うものはHDR-FX7とHDR-HC9の2機種しかないんです。FX7はちょっと対象にはなりませんので、結局HC9しか選択の余地がないのですが…申し訳ありません。」

 電話で話しながら急いでネットでソニーのサイトを調べて見ると、なるほど既に主流はハードディスクやメモリに記録するAVCHD方式となっていて、テープ方式は2機種のみだ。FX7は…VX1000とかVX2000に相当する機種で、確かに代替するにはランクが違う。残るHC9は3CCDのTRV900と比較するともっとコンシューマー寄りだなぁ、と思ったところでやっと気づいた。これってHD機じゃないの。

 聞けばSD画質の機種もあるにはあるが、当時30万円くらいした中級機のTRV900の代替にはならないとのこと。AVCHDタイプの代替もないとのことで(あったとしても今までのテープのことを考えるとそれも困る)、本当に選択の余地はないのだった。

 さてどうしたものか。

 実のところまだウチはハイビジョンテレビを購入しておらず、HD撮影ができても見るすべがない。また明らかにメインストリームから外れようとしているHDV機で、最新のAVCHD機と比べるとちょっとスペックが劣るのも引っかかる。
 また何度も言うが3CCDを見込んで購入したTRV900と比較すると、ちょっと格が落ちる様な気もする。撮れる映像は新しいHC9の方が、絶対綺麗だろうけれども。
 う〜ん、と悩んでいると、担当者は「何処かお店で一度実物をご覧になってから決められては如何でしょうか?」という。ああなるほど、そうですねそうさせて頂こうかな?ということで一旦保留として良く良く考えることにする。
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