距離別料金案は詐欺だ。
首都高の距離別料金案とは、現在東京なら普通車700円、神奈川なら600円といった均一料金となっているのを、利用距離に応じて変えようという案だ。
「利用距離によっては現行より安くなる、または高くなる区間がある」とされているが、これはとんでもない詐欺話だ。何故ならば安くなる区間と云うのは、現在の案では3km以内の区間のみだから。
3km以内って例えば都心環状線ならば銀座で上がって呉服橋で降りる、代官町で上がって霞ヶ関で降りる、芝公園で上がって汐留て降りる、4号線なら外苑で上がって新宿で降りる、3号線なら渋谷で上がって三軒茶屋で降りる、とかその位の区間でしかない。よほど一般道と首都高との渋滞度合いが違ってでもいない限り、こんな短区間をそうそう利用する事はないのではなかろうか。
首都高と云うのはある程度の距離、特に中心部のひどい渋滞を回避しながら東側から西側へとか、速く快適に移動するのに使うのであって、近場をチョロチョロ走り回るものではないはず。こんな「値下げ」は詭弁でしかない。
よくもまぁこんなふざけた提案が出来るものだ。しかも対象はETCに限られる。取り付けが任意の装置をデフォルトとして、料金体系を考えるアタマはおかしかろう?詐欺の上に押し売りではないか。
上限を現行700円として短区間を安くするか、もしくは料金体系を上げるならば定められた標準的到達時刻に目的地に届かなかったら半額もしくは全額返金、くらいにしてくれないなら納得できないと思うが、どうだろう?
まだ意見募集はしているらしいので、時間があればぜひ一言意見を書き込む事をお奨めしたい。
http://www.shutoko.jp/etc/guide/kyoribetu-ryokin/
不思議に思うこと
バイクの買い取りって最近やたらと増えて来ていると思うのだが、あそこで買い取られたバイクは何処へ行くのだろうか?
別段中古車販売が活発化している、というわけでもない様に思うのだが。